【ファンド分析】インキュベイトファンド

目次

1.概要

2.ポートフォリオ

3.イグジット実績

4.投資基準

概要

1999年 現代表の赤浦徹がインキュベイトキャピタルパートナーズ設立

2010年 本間 真彦が和田 圭祐、村田 祐介を共同創業者としてインキュベイトファンドを創業

2019年1月現在、総額400億円以上の資金を運用し、関連ファンドを通じて300社以上のスタートアップへ投資活動を行うなど、創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして国内最大規模の実績を有している。

ポートフォリオ(2019年1月時点)

合計167社。 
イグジット実績20社、IPO(新規公開株)実績19社 ※イグジットは買収あるいは提携、IPOは上場

部門を以下の7部門に分けている。 
BtoC(Consumer)部門 
BtoB部門 
ゲーム部門 
フィンテック部門 
ヘルスケア部門 
先進技術部門 
パートナーファンド部門

イグジット実績

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注目イグジット : サイボウズ、KAUMO、コインチェック、gumi、GameWith、みんなのウェディング 
注目投資先 : Payme、bitFlyer、sansan、origami

・最も多いのはConsumer部門であり、イグジットの実績も最も多い。 
・「欲しいモノと出会う」キュレーションメディア”カウモ”のイグジット 
・フィンテック部門においてネム流失事件を起こしたコインチェックに出資しており、イグジットを経験している。
また、成海璃子を起用したCMを流していた「bitFlyer」もインキュベートファンドの出資先であり、出川哲朗のCMを打っていたcoincheckも含め大規模なCM施策が傾向としてあるのではないか。 (法人向けクラウド名刺サービスのsansanもイグジットしていないがCM施策を打っている) 

コインチェックに関しては2018年1月のネム不正流出事件があったが、2018年4月6日マネックスグループに36億円で買収され、2019年1月11日、資金決済法にもとづく仮想通貨交換業者として関東財務局への登録が完了したと発表した。 

投資基準に関して

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